2009年10月14日水曜日

太陽がいっぱい


太陽がいっぱい』(仏:Plein soleil)は、1960年のフランスイタリアの合作映画。俳優アラン・ドロンの主演作品の1つでパトリシア・ハイスミスの小説「才人リプレイ君」(原題。邦訳本の題名は『太陽がいっぱい』、『リプリー』)を原作にしたサスペンスタッチの作品。



映画を見たことがない人にも、ニーノ・ロータ作曲の哀切漂うメインテーマ曲は広く知られている。



1999年、マット・デイモン主演で、ハイスミスの同じ作品を基にした映画『リプリー』が公開された。この2つの作品は原作が同じというだけで、『リプリー』は『太陽がいっぱい』のリメイクではない。



ストーリー

悪友フィリップモーリス・ロネ)を、彼の父親の頼みで連れ戻しに来た貧乏な若者トム(アラン・ドロン)。しかし放蕩息子であるフィリップは父の元へ戻る気はなく、親の金で遊び回っていた。トムはフィリップの金目当てに彼と行動を共にするが、トムやフィリップの恋人マルジェ(マリー・ラフォレ)に対してフィリップが時折見せる傍若無人な態度に怒り、フィリップを殺害してしまう。死体を海に捨てた後、トムはフィリップになりすまして彼の財産を手に入れようと画策し、計画は成功したかに見えたのだが…。

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